香典返しはこう考える

香典返しは、収支をプラスにすることを目標にする必要はありません。

ひとりひとりに対して、感謝の気持ちを表すことができるように考えます。
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損得で考えたり、「自分たちの土地では、こうだ」「自分の価値観では、こうだ」などと、考え方を押し付けるだけのやり方は「香典返し=御礼」としてふさわしくありません。

香典返しで恥をかいてしまうのは、こういった「お礼の本質」から外れた考え方を持ってしまう場合です。

損得勘定なんて、そんなつまらないことで人間関係を悪化させたり、恥をかいたりするのは愚かなことです。

まずは一般常識的に、自分の持っている習慣や価値観を判断し、そのままで相手に気持ちが伝わるのかどうかを考えましょう。

香典や香典返しには、金銭や品物のやり取りだけではない、思いやりや感謝、心遣いが込められています。

遺族として、また社会人として、常識ある対応をすることが、今後の人付き合いの中でも必ず生きてきます。

葬儀に参列してくれ、香典まで下さるという方は、やはり、人として大切にするべきなのです。

香典返しを辞退する人

香典返しを辞退する人、というのがいます。

少額の香典である場合や、遺族に負担をかけたくないという方、価値観や習慣から香典返しを受け取りたくないという方、など、様々な理由があります。

このような場合に、実際に香典返しをどうするべきか非常に悩むところです。

まずは、即日返し分です。

辞退下さった方にだけ、これを渡さない、などという事はもちろん難しいものです。

即日返しに関しては、お渡ししてかまわないでしょう。

辞退した方の香典にはお返し分は含まれていませんので、香典が少額(1000円など)であった場合、もちろんマイナスですが、他のページでもお話ししている通り、収支を重要視する必要はないのです。

例え、香典をお持ちでなくとも、手ぶらであったとしても、来てくださった方に、感謝の心を示すために、他の方と同じように即日渡しをお渡しします。

こういう方の分の負担を遺族だけではなく皆で分かち合い、皆で故人を送り出す、というのが香典です。

ですから、それでいいのです。

もし、辞退したのに受け取った方が、それを負担に思ってしまうようであれば、きてくださったことに感謝したい旨を伝え、受け取ってくださって嬉しいという事を伝えましょう。